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木の茶の間 輪-rin- ふたたび

kinochano.exblog.jp

森の集い

今日は5人ほど、「え、あなた何故ここに居るの?」と問われました。
そのたびに、「きたまちの工作員として潜入しています」と答えました。

奈良きたまちweek2016最終日。
2016年6月5日(日)雨のちくもりときどき晴れ。
私はきたまちではなく、奈良公園春日野園地におりました。
「森の集い」
オーガニックマーケット2日目の5日に「天然木の輪 -rin-」として出店していました。
今回の森の集いのテーマは「きのこと、みずのこと、つちのこと、森のことを話そう」。

ステージも設けられていましたが、音楽があるわけでなく、鳥のさえずりと人のさざめきと木の葉がゆれる音が混ざり合い奏でるBGMに包まれていました。

あいかわらずの、国産銘木の一輪挿しとカッティングボードを並べて…あとはのんびり。
いえいえ、工作員としては
「一人でも多くの人をweek最終日のきたまちにすみやかに送り込む」
「きたまちをご存知ない方にあらましを説明する」
「きたまちをご存知の方に最新状況を語る」などのミッションを遂行せねばなりません。
とはいえ、いきなり「アナタキタマチヲシッテイルカ?」と切り出すのも無粋なこと。
でも、ちゃーんと自然な流れで私が説明できるように、うまいことブース配置がなされていたのです。

a5 「天然木の輪 -rin-」(国産銘木の小物類/奈良市)
a6 「MIMA.WOODWORKS」(食にまつわる木の道具/奈良市)

匙やバターナイフ、コーヒーメジャーなどほれぼれするような、木の道具が並ぶ、お隣のMIMA.WOODWORKSさんのテント内。
かたすみのフライヤーを手に取りびっくり、「奈良きたまち 食にまつわる木の道具」と書いてあるじゃございませんか。
どちらにお住まい?アトリエもそちらで?ギャラリーはやっておられないの?
つぎつぎと繰り出す、ハテナの弾丸に丁寧にお答えいただきました。 

お客様もMIMAさんの素敵な作品にくぎづけです。
色々な方が「どちらで制作なさっているの?」などと質問しながら、フライヤーを手に取られる。
「あら、きたまちなのね。今日も何かやっているわよね」
「あの、きたまちってどこらへんなんですか?」

そこで、「はい、横から失礼いたしますよ~」と私がにゅーっと出ていくわけです。

偶然とはいえ、ありがたい配置。
スムースかつ自然な横ハイリを心がけたつもりでしたが、お騒がせしたことでした。
ミッション遂行頑張りました。

MIMAさんには「きたまち」での制作だけでなく、露出を心からお願いするのも、私としては降ってわいた重大ミッションとなりました。
奈良の中心できたまちを叫ぶ、いやささやく一日を過ごしました。

さて、ステージでは音楽だとかパフォーマンスではなく、始まったのはトークです。
森のシンポジウム。
付知の伊藤林業さんで伺う森や山の現在の現実のお話に重なるところも多く、自分のブースでうんうんうんうんとうなずいておりました。
非常に興味深く聴かせていただきました。

また、ゲストハウスならまちのオーナーさんがお尋ねの件は、これは多気の武田製材所さんが得意とされることであるなあと思ったり、実際そうご説明したり。

山や森や木。
決して詳しいわけではありません。
ただ、好きなだけ。
その好きにひたりながら、感じながら、「きたまちミッション」も同時進行させて、
そして、そして…美味しいものをいただきまくるという、300%充実した一日でございました。

あ、この催しで最初に会った知人は「ぼちぼちファミリー」様。
モリの次はパリだよ。
そういうことでしょうか。
森の集い_f0033836_2242461.jpg

by kinochanoma | 2016-06-05 22:46 | 週末
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