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木の茶の間 輪-rin- ふたたび

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スピリチュアル

帰宅の通勤電車で週刊朝日を読む。

眠い目でナナメ読みしていたのだが、
一つの記事を何度も読みかえします。

表紙には
新春2大インタビュー
鏡リュウジ&細木数子
とあります。

ワタクシの高校の大先輩をだまくらかして籍を入れた、(後に婚姻無効が成立)
テレビに出ずっぱりの人の記事は紙のムダ、時間のムダ。

占星術師の記事だって、テキトウに読むつもりだったのだが、
ものすごく共感でする箇所があったので、
書留めておきます。

占星術研究家 鏡リュウジが語る
「スピリチュアル・ブーム ここがおかしい」

人気占星術研究家であり、このスピリチュアル・ブームの火付け役のひとりでもある彼が、
違和感を吐露し、苦言を呈しています。

以下『 』内は週刊朝日2007.1.5-12合併号からの引用となります。
『スピリチュアル・ブームのあおりで、女性誌では最近、「パワースポット巡り」の特集をよく目にします。パワースポットに行って「2千年前の人と同じ感覚を味わえた」という感慨に浸り、そういった想像を思い巡らすことは確かに楽しいことです。何となく感動もあじわうことができます。でもそれはスピリチュアルを感じることではないんです。
私たちは常に時代の申し子です。社会制度を含む、周りの環境はそれぞれ異なります。だから、まったく同じ感覚を味わうことは不可能です。それでも何かを感じ取れる力が、スピリチュアルな想像力だと思います。その想像力をかき立てるために、土地の由来や歴史を学ぶことが重要であり、また、楽しいことだと思うのですが、みなさんなかなかそういう方向には考えが向かないんですね。』

この箇所を車内で読んだときに、眠気も吹っ飛びました。
想像力をさらにかき立てるために、学んでいるのよ。
そしてそれが楽しいのよ。(でも大変だけど)
そうなのよ、鏡さん!

ただ、この部分が彼の強調したいことではないようです。
彼がもっとも主張したいのは、
‥最近安直に「家族を大切にしろ」などとその筋の人が発言し、
「あの人はイイコト言うひとだ」と安直に受け入れられている。
このようなシンプルなメッセージはもちろん大切なことだけど、
たとえば今の形態の家父長的な家族モデルは明治期に出来上がったものと言えるのではないか。
その歴史的事実を踏まえずに、知らずに、家族を大切にすることがあたかも、
「宇宙の法則」であるといわれて、さも普遍的な規律のように権威付けられてしまう。
その結果、スピリチュアルな発言が「伝統的」な道徳を何も考えずに肯定することにつながる危うさを感じる‥。
世の中全体が保守化している中で、本来は世の中のアンチテーゼな面も有していた
「スピリチュアルな世界」までもがその流れに与しているように感じることがある。
これがとても違和を感じさせる‥

引用した部分がワタクシが共感した部分。
要約した部分が彼が特に訴えかけたかった部分。
(あ~引用と要約を逆にしたほうがよかったかな‥)
鏡さん大胆で良心的で合理的でリベラルな方のようです。
マスコミにもしょっちゅう出ている世の中の超人気者の3人程を敵に回すようなことを
この雑誌でおっしゃっていますね。

この占星術研究家のことを、ワタクシ人気星占い師と思っていましたが、
本物の研究者でらっしゃるようです。

歴史を学ぶ視点に共感し、
彼の主張に勇気を感じ取ったワタクシは
この人に未来を占って欲しいと少し思ってしまいました。
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by kinochanoma | 2006-12-28 23:47 | 雑記
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