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木の茶の間 輪-rin- ふたたび

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大和ループと焼き鳥

お雑煮とお御籤
↑2006のデートの様子はこの通り。

去年はお兄ちゃんは都合で不参加でしたが、
今年は若いツバメ二人を引き連れて、奈良大和路をぐるぐるします。

甥っ子たちは鉄道が大好き。
ワタクシも血中鉄分が高いほうです。
更に、彼らは神社仏閣も大好き‥というより、
おみくじやお守りが好きなんです。

さあ、去年は坊雑券による、時間の制約があったので、
3日の朝も早起きして、書初めもちゃっちゃと済ませ、
お昼前には出かけました。
今年はずるずると過ごしてしまい、出発時間は2時半頃となりました。



まずはおけいはんで丹波橋へ。
そして近鉄で新大宮へ。
車中、平城で臨時停車のアナウンス。
なんでだか知ってる?との軽いジャブに
「今日、競輪があるからでしょ?」
「きっと、券を売るからだよ‥」
はい、正解。

新大宮で降りて、JR奈良駅へ。
近鉄奈良からJR奈良へは歩いたことがあるというので、
あえてこちらから行ってみます。
さっきのが大宮通り、あそこに見えるのが三条通り‥。
なんだか、京都みたいだね~と会話もはずみます。

さあ、いよいよJR奈良駅。
歴史ある奈良駅舎は二人とも良く知っていましたが、
曳き家をし、移動してからは初めてです。
そして、いかにも仮設の現在の奈良駅。
「階段の音が安っぽい。やはり仮設だな‥」というコメントを頂きました。

あちこちの鉄道に乗っている彼らも
桜井線は未乗とのことで、ホームで電車を待つ間もワクワクです。

計画では、桜井線で天理下車。
おぢばがえりに備えて、とても広いホームや駅舎を鑑賞後、
「日々ほぼ好日」で紹介されていた、天理の餃子を賞味し、
天理商店街のアーケードを通り抜け、石上神宮参拝。
‥こんな予定でした。

ところが、お兄ちゃんが貴賓室のある、畝傍駅も是非訪ねたい‥との
希望を胸に抱いています。
いきあたりばったりで出たトコ勝負でとにかく、桜井線に乗り込みます。
ところが、この電車桜井線経由王寺行き。
そして、新年のため、天理の餃子が営業しているかどうか自信がナイ。
ええい、天理は車窓からの指差し確認にとどめて、
一気に畝傍駅を目指すことにしました。
「なあ、餃子は?」
食に対して意欲的な弟クンはこの点ゆるがせには出来ません。
「次に来たときね。」「ウン」
すばやい納得に感謝です。

「京終」「帯解」「櫟本」ゆかしい駅名に桜井線に乗った実感を味わいます。
(鉄道好きなこのコ達は幼い頃から駅名漢字にはやたら強いので解説ナシ)
「天理」のホームに喚声をあげる二人。
「でっけー」
「なげー」
次は餃子を食べに降りようね。
石上神宮にはキレイな鶏もいっぱいいるよ。
天理参考館もとっても面白いよ。

そして、三輪駅ちかくの三輪明神大和神社の大鳥居にびっくり。
「すんげー」
「ここ、駅から近いからお参りして行こっか!」
行き当たりばったりだけに、思いつきで動けます。
ところが、鳥居のそばの駐車場に車がぎっしり。
悪い予感‥。
駅すぐ手前の踏み切りは参道を横切ります。
車窓からみた参道は人が押すな押すなの大賑わい。
シートから浮かした腰もどすんと落ちます。
子連れじゃちょっと危険なくらいの人出です。
「やっぱ畝傍まで行っちゃおう。」
お兄ちゃんは「そうしよう。」
弟クンは「あれじゃ夜店にも近づけないヨ‥」

そうこうするうちに桜井駅へすべりこみます。
近鉄電車との乗り換え駅。
ここも結構大きい駅。
人の乗り降りもそれなりに‥。
そしてスタートが遅かっただけに少し夕暮れて来ました。

「桜井」の次は「香久山」
そしてその次は「畝傍」です。
貴賓室は今は使われていません。
皇族方が神武天皇陵を参拝される際にここで休憩されたところです。

それにしても寺社建築風の駅舎といい、
半分は駐車場になってしまっているとはいえ、駅前の広さといい、
往時の栄華を忍ばずには
おれません。


充分に畝傍駅を味わった後、
閑散としている駅を後にし、近鉄八木西口駅をめざします。
ところが、すぐ近くにあるはずなのに、線路の場所も分かっているのに、
駅に入る道がわかんない!

すぐ近くの大和八木駅に目標を変え、
地元のスーパー「ヤマトー」でトイレタイム。
小さいながらもテナントの専門店街もあり、
小規模ながらショッピングセンターの佇まい。
「ヤマト」じゃないんだよ「ヤマトー」だよ。
と鉄道ネタでは遅れをとりがちなワタクシ、地元ネタで対抗です。

正月休みの名店「だんご庄」
(近鉄奈良駅構内のたまうさぎはここで修行後独立)の前を
通り過ぎ、近鉄八木駅に辿り着きます。
そして、「橿原神宮前駅」に向かいます。
車窓からの一番注目は、発見できなかった「八木西口」
いったいドコにあったのか。
なんとそれは「ヤマトー」の裏。
駅もひっそり、駅に入る道もすごくひっそりしていました。

ここで、お兄ちゃんの薀蓄がはじまります。
「八木西口は元々八木駅やってん。
それがな、大軌の桜井線の開業で線路の交差するトコロに駅を作り直してん。
ほんでこっちは元からの利用者の利便性に配慮して、
西口ってことにして残してあんねん。
せやけど、一応営業上は八木駅構内の別ホーム扱いやねんで」
さすがだねお兄ちゃん。

ところがですね~。
熱く八木について語ってくれたお兄ちゃん、どうも恥ずかしそうです。
「なんか、鉄道マニアみたいでいややわ~!」
えええっ!鉄道マニアはいやなのかい?
オバちゃんは好きだよ~。
オバちゃんにもててもしょうがないようです。
鉄ちゃんは世間的にあまりメジャーな扱いをされていないという事に
気づきはじめた微妙なお年頃でもあるようです。

そうこうするうちに「橿原神宮前」駅。
そして、橿原神宮に詣でます。
参道には夜店が沢山。
焼き饅頭やフランクフルトやフライドポテトをぱくつきながら、
拝殿を目指します。
まずはお手水で手や口をすすぎます。

浴槽くらいある大きな手水鉢で事故は起こった!
長四角な手水鉢の足元に、オーバーフローの水を受ける排水溝がぐるっと刻んであります。
弟クン、右足を突っ込んでころんでしまう。
ころびかたも上手だったし、突っ込んだのも一瞬だったけど、
靴も靴下もびしゃびしゃ。
えへへ~と照れ笑い。

そんなに寒くないので、とりあえずお参りをすまします。
おみくじもすばやく購入。
相互批評は車中でと言い渡し、
ずんずん駅に戻ります。

改札口から入ると京都行きの特急の出発が3分後。
「乗るわよ~」のヒトコトに、チームオバオイ活気付きます。
「特急だあ」「豪勢だあ」
特急券は車内で買うことにして、とにかく乗り込みます。
ダブルデッカー車の1階の方、向かい合わせの半個室。
4人の席を3人で独占です。
さあ、靴を脱ぎなさい。足をコレで拭きなさい。
なんでかおばちゃん自分の靴下の予備を持ってるから、
あんたこれを穿きなさい。
もう、両足、五本指ソックスにしてしまいなさい。
そんな最中に車内検札が‥。
特急券を買い、落ち着いたらもうすぐ「大和西大寺」です。

さて今夜、彼ら、お兄ちゃんはJR学研都市線で自分の家、
弟クンはもう一度おけいはんでジジババの家に帰るのです。
ワタクシとしては、西大寺あたりで、ファミリー向けのレストランにでも入りたい。
ところが、彼らはワタクシの漏らしたヒトコトを憶えていたのですね。

「ね~言ってた美味しい焼き鳥屋に行こうよう。」
「近鉄奈良まですぐじゃん‥」
はいわかりました。
おやじな店だよ~。
お子様向けメニューがないよ~。
でも行きたいんだね。
行きますか。

西大寺から携帯電話で彼らの母イモウトに報告のメール。
「焼き鳥屋に行くかんね」
「兄は焼き鳥のタレが好き。弟はシオカワが好き。私はなんでも好き。
次は私も連れてって。」
はい、わかりました‥。

焼き鳥「やまと家」
昔は女子大近くにあり、こじゃれたお店でした。
年末に近鉄奈良駅近く東向商店街エリアに移転され、
昔の面影すっかり捨て去り、とってもおやじなお店で再出発です。
移転前はこんな感じ

おやじなお店に、おばはんとチビ二人。
食べる食べる食べる‥。
焼き鳥のタレをひとくち食べたお兄ちゃんは
「夢のようにウマイ‥」
塩の皮を食べた弟クンは
「なあ、なあ~もっと食べてもイイ?」
食べられるだけ食べなさい。
あんたたちお酒飲まへんから安いもんや。

ほんとうに満腹で家路に向かいます。
近鉄で新田辺に出て、徒歩でJR京田辺駅へ。
次の次でお兄ちゃんを降ろして、去年と同じメンバーの二人は
JR河内岩船駅で下車し、京阪電鉄河内森へと急ぎます。
奈良の長屋へ戻るはずだったワタクシもあまり遅くなってしまったので、
弟クンと一緒にジジババマンションに戻ります。

そうこうするうちにイモウトからメールが。
「兄は最近口数も少なくなったのに、今日は機関銃のように焼き鳥だの桜井線だのしゃべってるよ~。よっぽど楽しかったみたいね。アリガトウ!」

いえいえこちらこそ楽しかったんよ。
きっと、こんなこともあと本当に何年も出来ない(きっと振られる)から。
行けるうちは、お正月デートしましょうね。
来年はどこへ行くかな‥。
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by kinochanoma | 2007-01-05 11:34 | 雑記
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