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木の茶の間 輪-rin- ふたたび

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黒柿/樹の皿。樹の板。

奈良の人には馴染み深い木。
柿。
庭や裏山の柿の実が「もらってくれる」との言葉に添えられまわってくる。
また、遠くの知人や親戚に色艶大きさそして味も最高級品を求めて贈ることも。
そして葉は柿の葉寿司となり最近ではお茶にも。

さて、樹木としての柿。
不思議なことにとても低い確率で挽いてみると模様が入っているものがあります。
黒い墨を流したような。
「黒柿」
昔より趣味人に珍重され、ろくろのものや囲炉裏の縁や茶箪笥などにも使われてきました。

それをあえて皿として。
ただの板として。
お手元に置いて触れて愛でてそして使って下さいご自分流で。
たとえば、あなたのセンスでお月見のしつらえに…。

白い豆皿を月に見立てたこの趣向。
豆皿は若林麻衣子さんの作品です。
もちろん器人器人さんでお取り扱いです。
黒柿/樹の皿。樹の板。_f0033836_06393371.jpg

by kinochanoma | 2017-08-25 20:20 | 輪かつどう
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